真冬に屋根ばっか。
代表の今井です。
雪もまだまだ残っているのに、屋根がらみの工事が貯まっています。
野地板が腐って、とても人間が乗ることもできなかった屋根も
野地板から葺き替え、キレイになりました。
雪止めも付き、壁の立ち上がり、笠木まで無事完了。
このお宅も屋根の塗装、太陽光、雪止め補助金具の設置・・・といろいろと工事が貯まっています。
勾配がキツイ屋根ですので、安全性を考え、足場を設置します。
本日、その足場工事が無事完了。
これは、先月の写真ですが、赤丸の部分は、以前、「太陽熱温水器」が設置されていた痕跡。
足場から、その「太陽熱温水器」跡を見ると、見事に錆びています。
明日から、この屋根の塗装に入りますが、
先ずは、「ケレン」といって、こういったサビや汚れ、浮いている塗装を落とします。
ホコリが残るので、「高圧洗浄」で洗い落とします。
後日、「サビ止め塗装」をして、養生。
そして、「色と防水材の入った仕上げ塗装」を2回行います。
つまり、5工程かかります。
これが基本。
屋根上だから、住んでいるお客様は、工事の細かい様子を見る事ができませんから、この工程をいくつか省く業者もいるんです。
そりゃあ儲かりますよ。
でも、それをすると明らかに耐久性が違います。
工事監理をしっかりしないといけません。
北側の屋根は、まだまだ雪が残っています。
南面ほど直射日光があたりませんから、傷みは南面ほどは、ありません。
天気も良かったので、今後の塗装工事の事も考えて、雪下ろしです。
こーーーーんな氷の塊も・・・
急勾配の屋根ですと、陽があたりずらいので、雪が解けにくい。
すると、雪止めにかかる負担は、ものすごい重さです。
見事に雪止めアングルを支えるステンレス金物が曲がっています。
これは、屋根の塗装後、雪止めの補強を考えないと、屋根の下地から傷めてしまいます。
お客様と相談して、対策します。
除雪完了。
多少残っていますが、このぐらいは、ちょっと陽が照れば、あっと言う間に溶けてくれるはずです。
ちなみに一般の方は、決して屋根の乗らないでくださいね。
慣れていないとキケンですから。
コメント
あの後、足場がかかった事を思い出し、「行って見るか」と軽い気持ちで行ったら、重い仕事になりました(笑